ちょうどいい

カラー・オブ・ハートのちょうどいいのレビュー・感想・評価

カラー・オブ・ハート(1998年製作の映画)
4.0
ファンタジーでも何でもない極めて社会性や政治色の強い示唆に富んだ作品。

変化=カラー、現状維持=白黒グレーに例えた構成は出色。

なかんずく集会や法廷シーンのくだりは瞠目に値する。

変化をマティスやセザンヌになぞらえる点もグッド。

自民党支持者、初期設定が昭和の脳筋は賞翫できません。

駄言や至言も盛りだくさん。

惜しむらくは有色人種と言われる人の出演がゼロだった点か。