昼行灯

怪猫謎の三味線の昼行灯のレビュー・感想・評価

怪猫謎の三味線(1938年製作の映画)
3.6
眠過ぎて1時間ちょいの映画を1時間半以上かけて観た😇万華鏡による脱人間化された女の執念の表現は面白い。明かりが消える→万華鏡の静から動への移行もメリハリが聞いている。
特にラストの化け猫によって狂わされていく劇中劇で三味線を弾く主人公は、劇中劇に向けてか映画そのものに対して弾いているのか分からなくなるような迫真さがある。化け猫による怪異が激しくなるにつれ、ショットの間隔も短く、万華鏡の回るスピードも短くなる。
鈴木澄子が化け猫になるものとばかり思っていたので、虐げられてしまったのがやや残念
昼行灯

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