これはとにかく画と主人公のねとっとした声が良い。
顔が焼けただれた主人公が完全他人のマスクを医者に作ってもらう。
生理的に主人公を避けてしまっていた妻を他人になって誘惑した後、簡単に寝ることができ…
とても個性的で独特な雰囲気の映画。世にも奇妙な物語的映画といえるかな。
昔の俳優って語気があって、素人目で見ても演技上手いなと思う。
主人公は顔の影響で強いコンプレックスで自尊心を傷つけるようにな…
原作の手ざわりからはまさか主人公の妻に京マチ子が配役されるなんて想像もつかない。ここは気を衒わずに田中絹代でしょうよ、ちょっと京マチ子は色っぽすぎてだなあ。安部先生、そこはどうなんですかね、と訊いて…
>>続きを読むアバンギャルドだ!事故で顔を失った包帯男のおどろおどろしいビジュもX線透過された口元アップのお喋りも主治医のオフィスがSF映画のそれなのも顔のない群集が闊歩してくるシーンもおぞまし美しい。ルッキズム…
>>続きを読むそんなに説明しなくってもと思いつつ楽しんだ。入江美樹のエピソードがもっと観たい。このパートだけは本当に好き。ただそれもメインで喋りまくってくれてるから出来る構成なんだろうけど、、、精神病棟のシーンで…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
安部公房&勅使河原宏の失踪三部作の2作目。1作目の砂の女に続き、素晴らしい映画でした!
顔を失った主人公が他人の顔を型どったマスクをするのだが目的は妻を誘惑する事。この行為が危険な三角関係を生むと…
19.02.13 シネマヴェーラ渋谷
(日記より)
たぶん凡そ30年ぶりの観賞。その30年という年月を経て改めて観ても最初に観たあとに感じたこととそれほどどうも差がないような気がする。
「燃えつき…