他人の顔のネタバレレビュー・内容・結末

『他人の顔』に投稿されたネタバレ・内容・結末

撮影、編集、音響、美術、照明、ロケーション、全ての完成度が高いにも関わらず、実験的で哲学的でアート的でカルト映画。他の映画は何の言い訳も出来ず本作に敗北している。
冒頭の自宅での夫婦の会話、喫茶ミュ…

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義手 指がポンッと外れる
水面に落ちる義手
CTスキャン骸骨リップシンク
包帯が喋ってる
首の上の200平方センチメートル
ネットがない時代に顔を失うのは辛いな...
秘書と顔認証の話
疲れてるんだ…

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心より下に思われがちな顔でしか自分の存在は証明できないし人や社会と繋がれないっていうするどさに改めてびっくりしてしまった ただ奥さんが変装に気づいていたところに時間が生む関係のかけがえのなさが見えて…

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昨日の『砂の女』に引き続き鑑賞。

診察室?と思しき部屋でのシーンは、まるで美術館に来たような感覚であった。ガラスに描かれた解剖図や器官の形をした模造品。そのプロップ越しに見る、包帯を巻いた男の頭の…

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完璧

説明が多いにも関わらず主人公の偏屈さが明確なゆえひとりごとっぽくて違和感がない
診察室のSF、ドアを開けたら異次元耳
医者のサイコみが診察室の違和感に馴染む
最後の最後に妻が出てくるが、電話…

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マジで面白かった
自分と自分が作った他人の関係性
人によって見た目で求められるもの違うからその自分になるための仮面の表現の仕方と話の進み方が何も違和感なくて凄い伝わる

タイトルから面白そうで前から気になってた作品。あと安部公房も気になっていた。

白黒だから尚更マスクのクオリティが高くて、途中からは初めからその顔を持っていた人として主人公を見ていたように思う。

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序盤モノローグにのせて腕の模造品を水に投げ込むショットからぐんぐん引き込まれる。
精神病棟のまっさらで殆ど何もないセットが、男に他人の顔を与える場所という奇妙さが際立っていて良い。
包帯を巻いた顔の…

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安部公房&勅使河原宏の失踪三部作の2作目。1作目の砂の女に続き、素晴らしい映画でした!

顔を失った主人公が他人の顔を型どったマスクをするのだが目的は妻を誘惑する事。この行為が危険な三角関係を生むと…

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人間から固有性が奪われた先にあるのは冒頭の台詞にある「孤独であることが当然な社会」でもあるんだけど、それは同時に他人の視線を感じることにより発動される自制心のようなストッパーの消失をも意味していて、…

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