マスクがソーシャルメディアという形態で浸透した現代社会の数歩先を1966年時点で行っていたというとんでもない映画。
現在『砂の女』の原作を読んでいる途中で、そのあと映画版も再鑑賞するつもりではある…
安部公房×勅使河原宏の、剛腕タッグ第二弾。
「砂の女」が良かったので、期待しました。
新文芸坐さんで視聴。
「砂の女」と同じくらいの、ほぼ満席状態。
若い世代の方もとても多く、時代を超えて愛される…
武満徹と安部公房の相性抜群すぎ…
原作を半分くらい読んだけど、同じ境遇、同じ出来事を経験する別の男の物語を見ているようで、それが何とも不気味で、大いに食らった…
余談
新文芸坐で、冒頭のフィルム…
貴重なフィルム上映、砂の女行けなかったからこっちだけでも!と思い原作も積読のまま新文芸坐に駆けつけた。これはえげつない。この人安部公房を映像化するために生まれてきたとしか思えない。ドキュメンタリーぽ…
>>続きを読む阿部公房による長編小説「他人の顔」を映画にした作品。突然顔に重傷を負い包帯を顔に巻き付けて生活する男が、新しい顔(マスク)を手に入れる話。こんな純文学的な話しを映像でそのままに再現するとは、なんて挑…
>>続きを読む