他人の顔の作品情報・感想・評価

他人の顔1966年製作の映画)

製作国:

上映時間:122分

ジャンル:

4.1

『他人の顔』に投稿された感想・評価

4.1
1,601件のレビュー
Shaw

Shawの感想・評価

4.6

マスクがソーシャルメディアという形態で浸透した現代社会の数歩先を1966年時点で行っていたというとんでもない映画。

現在『砂の女』の原作を読んでいる途中で、そのあと映画版も再鑑賞するつもりではある…

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van

vanの感想・評価

3.0

安部公房×勅使河原宏の、剛腕タッグ第二弾。
「砂の女」が良かったので、期待しました。

新文芸坐さんで視聴。
「砂の女」と同じくらいの、ほぼ満席状態。
若い世代の方もとても多く、時代を超えて愛される…

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人をその人にしているものはいったいなんだろうか 形相と質料にかかわる問題
表面を生きることと、本質の変容
他者の顔が現れと、自己の受容
それはあまりにも突然で、不可避的で、暴力的だ
レヴィナス的思想
ナリ

ナリの感想・評価

4.1
顔が変わってからの心情の変化がとても面白くて、何者でもなくなってしまった人間の怖さを感じました。
現代に近い異空間を覗き見しているような気分になりました。
ChieSakai

ChieSakaiの感想・評価

4.0
とにかく美術が全部カッコいい

小説は頑張っても全然頭に入ってこなくて読みきれなかったんだけど、映画は分かりやすくて面白かった!
誰かになってみたいものだよね。

武満徹と安部公房の相性抜群すぎ…

原作を半分くらい読んだけど、同じ境遇、同じ出来事を経験する別の男の物語を見ているようで、それが何とも不気味で、大いに食らった…

余談
新文芸坐で、冒頭のフィルム…

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美波

美波の感想・評価

-
対比で登場する兄妹の物語に胸打たれる
海辺で寛ぐ画が美しい

貴重なフィルム上映、砂の女行けなかったからこっちだけでも!と思い原作も積読のまま新文芸坐に駆けつけた。これはえげつない。この人安部公房を映像化するために生まれてきたとしか思えない。ドキュメンタリーぽ…

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KH

KHの感想・評価

4.0

阿部公房による長編小説「他人の顔」を映画にした作品。突然顔に重傷を負い包帯を顔に巻き付けて生活する男が、新しい顔(マスク)を手に入れる話。こんな純文学的な話しを映像でそのままに再現するとは、なんて挑…

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