まだ本格的にチャウ・シンチーがブレイクする前の1作。
なので手探り感があるので、笑いの面では散漫な印象。
前半は金持ちのシンチーがとことん民衆をバカにする嫌な奴。
ところが後半庶民に戻り、さらには瀕死の状態になってしまう。
そこで改造手術をして一命を取り留めることに。
この映画はとにかくサービス精神が旺盛で、後半シンチーは練り歯磨きになったり、腕がホースになったりと、前年公開された「マスク」をモデルにしているのがよく分かる変身ぶり。
ただそこは香港映画。
ドタバタした展開は好き嫌いが分かれるところ。