『カンフー・ハッスル』のチャウ・シンチーの幻の爆笑コメディ！

ハワイに暮らすお金持ちのボンボンのシン。しかし、日本のヤクザの愛人に手を出した事から、自慢の屋敷を爆破され殺されてしまう。しかし、マッドサイエンティストの力を借りて、謎の人造人間として蘇る！

要は香港版『マスク』です。笑　チャウ・シンチーが、家電にしか変身できない！という謎の縛りで次々と家電に変身していく、ポンコツコメディ映画です。

『パルプ・フィクション』のパロディがなかなか快調で、チャウ・シンチーが、トラボルタになりきってダンスしてくれます。笑
その後、人造人間になったチャウ・シンチーは、何故か高校の先生になり、唐突に学園コメディになります。笑

昨年亡くなった、チャウ・シンチーの相棒役である、ン・マンタおじさんとの永遠に続く漫才や、『寄生獣』みたいな展開もあり、これぞ究極の香港バカ映画！

チョイ・ガムコン演じるマッドサイエンティストが、BTTFのドクそのものだったり、『ターミネーター2』のパロディまであり、なんでもありの闇鍋パロディ大会！

色々あってラストは、志村けんのひとみ婆さんみたいな、おばあちゃんに変身！黄老太という、香港のスーパーマーケットのCMのキャラクターが元ネタのパロディをします。
香港人以外意味不明な、偏差値マイナス10億くらいの強烈なバカ映画に仕上がっています。

最近のチャウ・シンチーの超大作路線では考えられない位に、低予算で安っぽい映画なんだけど、香港映画全盛期の得体のしれないパワーや、小学校低学年の男子が考えそうな、サービス精神に涙を禁じられない作品です(褒めてる

監督は、ジャッキー版『シティー・ハンター』のバリー・ウォン。これが全てを物語る作品です！

香港の大金持ちの息子で大学生のシン（チャウ・シンチー）は、ハワイで遊びまわっていた。ところが日本人ヤクザの情婦ボニーと付き合ってしまったことでヤクザの襲撃にあい、爆弾によって体をバラバラにされてしまう。マッド・サイエンティストのチャン教授の手によって改造人間として蘇ったシンは、香港に戻り教授となり、変身機能を使って大活躍。ところがそこへ、シンが生きていることを嗅ぎ付けたヤクザが殺人マシンを送り込んできた…！
「マスク」や「パルプ・フィクション」などのパロディやチャウ・シンチーが様々な生活物品に変身するシーンがユニークなコメディ映画。

タコ

香港映画界のスター、チャウ・シンチーが改造人間に扮して大暴れするアクションコメディ

お坊ちゃん

ファンタジーがスゴい
なんか仮装大賞みたいになってます

ヒーロー
なかなかぶっ飛んでる展開

ニヤッと笑える
アクションもあります