2023年460本目
名作クリスマスムービー
クリスマスの季節を迎えるニューヨークで、自らを本物のサンタクロースだと主張する1人の老人が現れる。
「信じること」、「夢見ること」の大切さを教えてくれる作品
サンタクロースのイメージそのままの風貌のクリスは、とにかく人柄が素晴らしく、子供達に優しく振る舞い、正直な営業トークを繰り広げて瞬く間に人気者になっていく。
現実主義者の母・ドリスにその思想を植え付けられ、生意気に育ってしまった娘・スーザンが気の毒だったけど、クリスの存在が母娘に変化をもたらしていく様子に心が温まった。
エセ医者の怒りを買い、クリスの精神状態は正常なのか判断するために、まさかの裁判沙汰に発展してしまう展開が面白い。
法廷でどうやってクリスを本物のサンタクロースだと証明するんだろう？と思っていたら、そうきましたか！
クリスの正体が最後まではっきりしないのがとても良い。
現実的であるかどうか、効率的であるかどうかばかりを追求することに囚われて、幸せを分かち合う気持ちや信じる気持ちを忘れないようにしたいと思った。
