湯っ子

オアシスの湯っ子のレビュー・感想・評価

オアシス(2002年製作の映画)
4.2
厳しい現実に晒されながら、希望は残されてる。

電車の中で、空のペットボトルで彼氏をカンカン叩いてふざけている女の子の様子を見て、コンジュが想像の世界に入るシーンが、すごく鮮やかで切なかった。
コンジュが怖がっていた木の枝をジョンドゥが切ってあげるシーンには、温かい涙が溢れた。

妖精みたいな光があふれるコンジュの部屋は、ジョンドゥの帰りを待つ2人のオアシス。
湯っ子

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