脳性麻痺の彼女と前科持ちの彼(知的障害あるんだろうなと思ってしまった)
好きな食べ物や好きな色、好きな季節を聞き合ったり、お外へデートしに出かけたり、好きな人を家族に紹介したり。。
たぶん健常者だと当たり前にしていることをこの2人がすると他者からは受け入れられない行為なのだと痛感させられてしまう。
相手を想ってすることでさえ、犯罪だ、変態だと言われてしまう。
とにかく題材の持つ重苦しさに加えて役者2人の演技力が凄くて、目を逸らせたくなるテーマなのに見入ってしまう。
あの空想への切り替わり方が切なすぎる。
こうしたいんだろうなという彼女の願望が。
人は人を利用するものだと醜さを包み隠さないのも韓国映画の特色だと思ってる。
一番腹が立ったのは彼の兄弟よりも彼女の兄だったな。
綺麗事だけでは生きていけないのは分かるけどね。
人を好きになるってなんなんだろうな
と思うと同時に
好きな人と一緒に生きていけるって簡単なことじゃないんだよな
と気づくのに合わせて
2人が数年後には一緒に幸せになれてる世界があるといいのにな
と考えると泣いてしまうよね。
