りぃ

隣の家の少女のりぃのネタバレレビュー・内容・結末

隣の家の少女(2007年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

12歳の少年が出来ることには限界があった。両親が事故死しおば家に預けられた姉妹はルースとその子供達に壮絶な虐待を受ける。女性が女児に男尊女卑を叩き込み傷つける。実際に起きた「バニシェフスキー事件」を元にに製作された。あまりにも残酷な為閲覧注意。作中、割礼と言い陰核を焼くと言うとんでもないシーンがあるが(これは多分原作小説のみ)犯人であるルースの徹底的な憎悪を感じる。本当に胸糞でしかなく、実際の事件は知りたくもない。経験が少ない子供と言うのは大人にいとも簡単に洗脳されてしまう。だからこそ、大人が大人を見張らなければならないのだ。タイムリーに年齢差の結婚に対して様々な意見が飛び交うが、大人である私達が子供の頃にされたセクハラや性的虐待等のおぞましい記憶から、彼らを守ろうとする本能から出た気持ちなのである。言葉選びは大事だが、そう言った自浄作用と言うのは悲劇を防ぐのに大事なのではないだろうか。
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