親も完璧ではなくて一人の人間なんだなって思わせる映画でした。アメリカでは離婚もあまり前だし、酒やらドラッグやらの中毒も身近だし、人間味がありますよねぇ。
ジェイソンを愛しているのかわからなくなったビバリーに対してのフェイの台詞、「誰かを愛しすぎるとわからなくなるものだわ。どれだけ愛してるか考えすぎちゃだめよ。」これはなんだかぐっとくるものがありました。
「男がドジをこいても許して助けるのが女だ。」というレイの台詞は性差別感が否めないけれど、女が、というよりこれは親心の代弁なのでしょう。
人に迷惑をかけない人間に育ってほしいと思いつつ、子供には頼ってほしいと思う、親心を理解するにはまだ道のりが遠そうです。