なちゅん

サンキュー、ボーイズのなちゅんのレビュー・感想・評価

サンキュー、ボーイズ(2001年製作の映画)
3.4
誰も悪くない。誰も悪くない。
強いて言えば両親が共に幼すぎただけ。子供を育むには、少し子供過ぎただけで。もっとタイミングが違えばレイとビバリーは上手く行ったかもしれないし、ビバリーは計画通りの人生を歩めたかもしれない。
でもどっちの場合でも、生まれてくる子はジェイソンじゃなかったことを思えば、これが運命だったのだと思うしかない。

ビバリーは確かにジェイソンを愛しているし、ジェイソンも本当はわかってる。なんであの環境であんないい子が育つのかはちょっと分からないけど。
助けてよって言えてよかった。
ビバリーがパパに迎えにきてもらうのも素敵。厳格なパパだけど、ビバリーを恥と思ったことも何百回とあったろうけど、それでも大事な可愛い娘だものね。

いろんな親子があるよね。親子の関係も、生きていく中で徐々に変わっていくよね。
なちゅん

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