Nao

百万円と苦虫女のNaoのレビュー・感想・評価

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)
3.8
百万円を貯めるのを目標に色々なところを転々として、自分の弱さを知る。
自分探しではないというが、物語の始まりと終わりで、鈴子の心境の変化に明らかに違いがあり、結果的にはそんなようなところだったのではないかと思う。
弟からの手紙で家族のありがたみも分かった。
逃げではなく、立ち向かい、強く生きていく決心がついた。
時には立ち止まりながらも、不器用だけど、流されず自分は自分らしく生きていけば良い。
そんなメッセージを感じた。
一筋の光が差し込んで自信に満ち溢れた表情に変わるほど清々しいものはないな。
Nao

Nao