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百万円と苦虫女のKHのレビュー・感想・評価

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)
3.5
蒼井優の素晴らしさが詰まった映画。
話の掛け合いと間が絶妙で、かつシュールさがあり所々笑ってしまった。
俳優はすごく豪華で、脇役にも物語が与えられており観終えたあとに一人一人が気になってくる。
携帯も持たず、人との関わりが不器用な主人公が、100万円貯まったら住む場所を変え転々とする物語。
最後のシーンは下手に野暮な恋愛映画にならいで、自立していく姿はかっこよかった。
この映画は蒼井優の為につくられた映画で、特段物語に意外性や大きな出来事がある訳ではないが、それでも面白いと感じれるのは俳優や演出の力だと思う。
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