Monica

百万円と苦虫女のMonicaのレビュー・感想・評価

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)
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逃げ癖のある鈴子には本質的な共感はできなかったけど、
会話の中の気まずさとか、人間関係のぎこちなさに共鳴して直視できないシーンが多々あった。
両親の癖が強すぎるし、田舎へのネガキャンがすごい笑
私は今までこんなに意地悪な人たちに出会ったことないなぁって思いながら見てたけど、それって私が知らず知らずのうちに加害者側として生きてるからなのかなって思った
「自分探しの旅」ってよく言うけど、どういう意味やねんって常々思ってたから、鈴子の台詞はとても腑に落ちた。どこに行っても自分の存在ってつきまとうよね。探すまでもなく気持ち悪いほど目の前に存在している、、
最後、弟からのお手紙のシーンはかなり泣きました
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