ざきさん

百万円と苦虫女のざきさんのレビュー・感想・評価

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)
3.8
蒼井優の透明感が遺憾なく発揮された彼女の代名詞的作品。この役は彼女以外考えられない。邦画ならではの時間の流れとわかりやすいストーリー展開、その奥にあるメッセージ性。どれをとっても2000年代邦画の傑作のひとつ。

「自分の足で立って生きる」
「自分の行動で生きていかなきゃいけない」

口で言うのは簡単。でも本当に難しいこと。
自分だけの生き方、一本筋が通った彼女の生き方は苦しいほどに愛おしい。

最後の終わり方も、捻りが効いていて秀逸だった。
ざきさん

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