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8人の女たちのleylaのレビュー・感想・評価

8人の女たち(2002年製作の映画)
3.9
豪華キャスト8名によるミステリー×ミュージカル。明るく楽しくファッショナブルなコメディで面白かった。

リッチな邸宅の主人が何者かに殺される密室劇。犯人捜しをするうちに、それぞれの秘密が明かされていきます。もともとは戯曲だそうで、オゾンがミュージカル仕立てでアレンジ。

ミュージカルといっても歌がゆるい。一人1曲ずつ披露しますが歌もダンスも上手いわけでもなく、付け足しみたいなもので、アンチハリウッド映画かってぐらい。ミュージカルが得意ではないので私にはちょうどよかった。

カトリーヌ・ドヌーヴ、イザベル・ユペール、エマニュエル・ベアール、ファニー・アルダンほか、豪華キャストの競演が楽しい。ロミー・シュナイダーが写真だけで一瞬出演するサービスカットが。ユペールのキャラが突出してました。笑

カラフルなインテリアやファッション、早口のおしゃべりに同性愛なども織り混ぜながら、飽きずに楽しめた。
オゾンのセンスと懐の深さを感じる作品でした。
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