基本的には流石の白戸三平って感じだが、こんな唯一無二の映画を作ってのけた大島渚もまた凄い。
最初は漫画そのまま転写しただけの手抜きじゃねえかと思ったけど、内容の濃密さや絵の躍動感、そしてカット割り…
まさかのめちゃくちゃ面白かった。
この映画より二年後に放映されたアニメ『どろろ』のOPで百鬼丸の振るう剣戟からカメラT.B.して「総監督:杉井ギサブロー」と出るカットのような静的な中に運動を感じさせ…
久しぶりに見直してみたがやはり面白くない。大島渚といっても白土三平の漫画であり、いろいろ編集したりトリミングしたりしてやってはいるがどうにも面白いとは個人的には思えない。忍者武芸帳の原作自体が長編で…
>>続きを読むお金がないから漫画のコマを撮影して映画にしちゃうという最低にして最高の試み。下手なアニメ化よりよっぽど迫力ある。小学生の頃観ていたら多分トラウマ。螢火の歌うところの哀愁が素敵〜
そして改めて戸浦六宏…
最初こそ、なんで映画にしようと思ったかと感じるけれども、絵のお陰か演出のお陰かあまりの躍動感に次第に動いて見えてくる。割と聞き慣れた大島組の面々のアフレコも違和感なし。終わってみれば、とてもないボリ…
>>続きを読む大島渚最高傑作。日本の『ラジュテ』。
完全にエヴァ。螢火の「死しても術が残れば……」はサイボーグ009の"どこ落ち"並みの名シーン。つか戦いに敗れたけれど体の毒で……ってまんまハンターハンターのネテ…