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バニシング・ポイントのAKALIVEのレビュー・感想・評価

バニシング・ポイント(1971年製作の映画)
1.5
「歴史から葬り去られた名も
なき人々」モノ❶🎞革闘篇
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Iベルイマンの『野いちご』
などから発展させた
私が名付けるところによると
「 映画史における
  ロック・ムーヴィ 」

私はオアシスを客観的に評価出来ない。
2004年〜2005年あたりで観た
オアシスの『Live by the Sea』
それは1995年4月のライヴだった。
つまり10年前のライヴ。音楽シーン。
10年前の若者。海の向こうの10代。

私は1990年に生まれた...

「自分が5歳の頃なんて、知らない
 まだ生まれていないようなもんだ」
とは、想わなかった☄️⭐️
そりゃ、子どもだったから、通り過ぎ
「え?そんなのあったんだ!」と驚くけどさ。
「でも自分も “そういう雰囲気の中で”
 生きていたんだ!!じゃあ同時代だ🔥」

そう。そんな感覚。
あの頃は「あと数年したら自分もギターを弾いて、世界を変えるんだ」と本気で信じていた。「でなきゃ死んでやる/生きてる意味が無い」。オアシスの〈ネブワース〉の演奏を聴いてもその感覚が湧き出る。“若者はスゴい(?!)” ーーそんな解き明かせない問いなのか答えなのかが私の眼の前に溢れ出る。“あんなにスゴかった若者たちはどこにいっちまったんだ” ーー失ったモノはあまりにも大きい💥💥💥

田中宗一郎率いるスヌーザーのU2表紙の2002年12月号のラストページに
こう書かれているーー「もしニルヴァーナがいなかったとしても、誰かが必ず世界をひっくり返したはずなのだ。ニルヴァーナも、カート・コバーンも、〈ロラパルーザ〉も、偉大な触媒ではあったが、実際に、それを引き起こしたのは、時代の無意識の集合体だった」

ーー
その詳細は、当号に非常に詳しく記述されています📚

兎にも角にも
今は何かが変わる予感がしない🔄
時代は円環に組み込まれる♻️
いい事なのかわるい事なのか☯️
退屈である事には違いない🌀

「資本主義」が「人=情報」を「生成/形成的操作」・「収奪」・「搾取」し始めた🌐
その「因果」として「私たち」も「とにかく明るくなった」💠
『深夜の映画館』や『暗闇から聴こえてくるラジオの音』や『ポップスに潜む深淵さ』
それらも過去の物となってしまったらしいℹ️

だから
元々Gene Hackman主演を予定していた
Richard C. Sarafian監督
若きBarry Newman主演
Kowalskiが『世界の果て=消失点』へと疾走する
『Vanishing Point』(1971)は今後も撮られない🔚

『フォードvフェラーリ』ーー “You see it ? Most people don't know it's out there but it is. It's THERE.” つまり「見えるか?見える奴は少ない。でもそこにあるんだよ」という、1967年の夏に、The WhoとJimi Hendrixが《Monterey Pop Festival》に伝説的に登場する前の、ーーまだ1966年の物語です。

同じようにこの世から去っていった2人のドライバーは1人は「ケン・マイルズ ≒ ロックの始まり」と言って、もう1人は「コワルスキ ≒ ロックの生々しい本質」と言われた。
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