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バニシング・ポイントの生活のネタバレレビュー・内容・結末

バニシング・ポイント(1971年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

タランティーノがこの映画のファンでデスプルーフでオマージュを捧げている。

ラストシーンでなぜコワルスキーは自らブルドーザーに突っ込んでいったのかという問いに対して監督は「二台のブルドーザーの隙間に光が見えたからさ。だから進んだ。」と言っていた。まさにこれがアメリカンニューシネマの代表とされる理由だろう。コワルスキーはただの無謀で死んだのではない。最後まで自由を求めて彼は闘った。当時の黒人や学生たちもコワルスキーと同じような気持ちで権力と闘ったのではないだろうか。勝てる望みなんて薄いし、同胞は大勢死ぬだろう。しかし、少しでも光が見えるなら闘わなければならない。その精神がこの映画には息衝いている。
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