『デスプルーフ』を観たからには本作をレビューしないわけにはいかない。
🚐シンプルな中身
元レーサーにして戦争兵のコワルスキーが白いチャレンジャーに乗ってひたすらカーチェイス&旅する映画だ。
彼…
ベトナム戦争に徴兵されて、退役後に勤めた警察では組織内の腐敗を目の当たりにして、いい加減体制側に縛られることにうんざりした主人公の自由を求めて走りまくる姿にとても癒された。
コワルスキーとダッジ・チ…
正直40年以上前に一度だけ見た記憶しかないが、そのスピード感と印象に残るDJの存在感そして題名の意味そのもののラストの疾走の結末に衝撃というよりも唖然とした。俺たちに明日はない、イージーライダーに代…
>>続きを読むニューシネマ、そして当時のアメリカ社会を意識すれば、あれこれ細かい考察が出来ると思いますが、単純にダッジ・チャレンジャーが荒野、フリーウェイを突っ走る姿が美しいです。
登場人物も個性豊かで、過去に…
コロラド州デンバーからサンフランシスコを目指して劇走する1970年型の白のダッジ・チャレンジャーから目が離せず釘付けに。これは相当面白かった。
ハイウェイ・パトロールの追撃や検問をくぐり抜けて劇走…
子供の頃…テレビの洋画劇場で観た。
子供にもわかるストーリー。広大なアメリカをどこまでも逃げる車…応援する盲目のDJが音楽を流す。最後はブルドーザーのバリケードに突っ込んで終わり。
大人になって…
車が爆走するだけのトンデモ映画。アメリカンニューシネマは侮れない。ロードムービーとしても、イージーライダーやテルマ&ルイーズなんかよりも説明不足。全くの予想せずの脳天直撃ラストだからもうなんという…
>>続きを読む時代の闇に触れ、社会から逸れた男が真の自由へと回帰する。ただ走って、走り続けて……その果てに破滅が待っている。儚いのに清々しい。とにかく走り続けるだけという単純なストーリーなのに不思議な余韻に溢れて…
>>続きを読むタランティーノがこの映画のファンでデスプルーフでオマージュを捧げている。
ラストシーンでなぜコワルスキーは自らブルドーザーに突っ込んでいったのかという問いに対して監督は「二台のブルドーザーの隙間に…
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