上海十月

西部の二国旗の上海十月のレビュー・感想・評価

西部の二国旗(1950年製作の映画)
2.7
大林宣彦監督がクラッシック映画を紹介する「いつか見た映画館」で鑑賞。見るたびに大林監督の体調が心配になる。晩年の永六輔のラジオ放送のようだ。さて本作ですが南北戦争中の砦。敵対するのはインディアン。しかし砦の中では、南北対立がと言うところで「西部の二国旗」の意味がわかる。我らが「緯度ゼロ大作戦」のジョセフ・コットンが主演。リンダ・ダーネルお姉様がこんな埃っぽい所に何故?まあハリウッドだから。ロバート・ワイズは、職人監督で何でもやるが何か社会的な爪痕残すタイプ。そして隊列を組んで行進するシーンが西部の風景にマッチして泣けてくる。でもインディアンが悪者扱いで時代だなぁ。
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