Melko

新宿少年探偵団のMelkoのレビュー・感想・評価

新宿少年探偵団(1998年製作の映画)
2.5
「少年はみんな、探偵団なんだよ」

あ、アマプラ…珍品発見

こんなにも鮮やかな脚本の敗北を、初めて見た。
最初から最後まで寝ずに見たのに、何にもわからない笑 意味がわからない笑

オープニング映像がなかなか凝ってたから、あれ?意外と期待できるかも?と思ったのも束の間。遅々として進まない話、進んでは戻り。説明されない状況に誰だかわからない登場人物に、絶妙に棒なみんなの演技…
横山君、その目線の先にはカンペでもあるのか?ってぐらい長い時間歌舞伎みたいに一方向見たまま喋るし。。

原作がライトノベルとのことで、wikiで調べる限り、かなり話が端折られてる気がしてしまう。

前半から中盤までの中学生のワチャワチャタイムが長すぎて、思わせぶりに不穏な事件が全く前に進まないし、
ミカがなんであんなにアリサに固執するのかイマイチ納得いかないし(2人ビジュアルも境遇もそんなに似てないし)
秀才なハズのケンタロウはハイテクなんだかローテクなんだかよく分からんパソコンしか触ってないし、キョウコの空手は全く役に立たないというか見せ場ほぼゼロだし、、
威勢がいいカンタロウが、威勢が良いだけで他の見せ場がそんなに無かったのは勿体無い。

それまでなーんにも説明なかったのに、ラスト20分でいきなり闇の化学だなんだと言われても笑
で、アリサとスオウの関係は?

マッチと勘違いした近藤正臣…マッチだったらもっと雰囲気締まったのになぁ、、と。
キョウコの父親になぜ藤波辰爾 www

主人公たち以外の脇を固める俳優たちがなかなか良い演技をしてただけに全体的にもったいない。特にカンタロウの父親役の金田明夫。
加藤あいと深キョンの芝居は意外と(?)ちゃんとしてた。松潤の芝居はちょっとクサかった気がする…?(服もおじさんぽかった)

ラスト急に学校の怪談みたいなやっつけ方になったのは、時代か?スオウ役の横山君の両目バッキバキのドヤ顔が…笑

キャストロールの後には、今や大ベテランとなった男性アイドルの方々の、ジュニア時代常夏でダンスするMVが!
声変わり前のメンバーもいる、みんな少年!
こう見ると横山君って昔から顔ほとんど変わってないんだなぁ
当たり前だけどハチャメチャに若いタッキー、ニノ(バク転まで披露)、風間俊介
実は山Pや関ジャニメンバーもほぼ出てたみたいだけど、みんな顔が一瞬しか映らないのと、若すぎてどこに誰がいるのか分からんかった…

ケータイはピッチ、電話ボックスから電話してた時代の、新宿ノスタルジー
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