140字プロレス鶴見辰吾ジラ

レッドラインの140字プロレス鶴見辰吾ジラのレビュー・感想・評価

レッドライン(2007年製作の映画)
2.3
高級車をふんだんに使ったチープなカタルシスを繰り出すカーアクション映画。逆に今年始めに鑑賞した「ニード・フォー・スピード」の完成度や工夫のさせ方をさらに評価する結果となった。高級車が走っているだけで絵になるが、画面作りがテレビドラマのようでかつ、バラエティの再現ドラマかコントに見える場面もあり、カタルシスを打ち込むはずのクライマックスは「リベリオン」の独裁者おじさんのコント感丸出しのはしゃぎ方で自ら高みを目指していなかった。決死のニトロ加速で千の風になるシーンは圧巻。