スギノイチ

大日本帝国のスギノイチのレビュー・感想・評価

大日本帝国(1982年製作の映画)
2.6
黛敏郎からは左と、山本薩夫からは右と蔑まれる、思想サンドイッチ映画。
所詮は高橋惠子の濡れ場しか見どころはない。

夏目雅子の二役とか、バカじゃねーのとしか思えない。
『時代屋の女房』じゃあるまいし。
当たり前のように流用される『トラ・トラ・トラ』はもはやフリー素材。

白髪になった篠田三郎はいかにも笠原的な主人公で、「お先に参ります」は天皇制への皮肉なわけだが、どうにも話がつまらなくては反体制ポーズも空回り。
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