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草の上の昼食のcyphのレビュー・感想・評価

草の上の昼食(1959年製作の映画)
3.7
なんだこれは???となった 人工授精推進派の気鋭科学者兼欧州連合大統領候補の男と、自然豊かなプロヴァンスのあどけない農家の娘とのドタバタ恋愛 みんなの理性を吹き飛ばしちゃう魔法の風とかいうちょっとえっちなラブコメ漫画でしか見たことないパワーアイテムも登場して男も娘も葛藤なくぐんぐん進むしはじめて乗るジェットコースターみたいな映画だった 豊満な裸を存分に披露しながら美しいエメラルドグリーンの水辺で泳ぐネネット、二人乗りスクーターやピクニック・キャンプなど印象派が描きそうな野外の絵は綺麗だったけどIQ2のストーリー展開にあまり乗れず

愛は科学に勝る!みたいなテーマに見えて義理の姉が典型的イネイブリング仕草で延々とクズ夫を甘やかし続けるという厳しい夫婦が田舎描写を彩ってるの謎だった 別に愛が欠点のない万能薬と信じてるわけでもないんだね、となる
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