フッカー

リトル・ランボーズのフッカーのレビュー・感想・評価

リトル・ランボーズ(2007年製作の映画)
4.0
もう終始にやにやしちゃう映画。

厳しい戒律のある家に生まれ娯楽を許されない男の子ウィル
両親は家にいず身勝手な兄と二人暮らしの男の子リー・カーター

そんな二人が映画「ランボー」を通じて出会い、一緒に映画を作っていく。

僕たちのランボウを作るんだ!!

遊ぶことが何もないから空想にふけるウィルの頭の中は、アトラクション沢山の遊園地のように、わくわくして柔らかい。
それをノートに書き付けたり、聖書にいっぱいの落書きをしたり、トイレにウィル壁画を作っちゃったりと、
とても感性豊かで見ててこっちまでわくわくしてくる。

そんな彼が映画大好き問題児カーターと一緒に「作品」を作っていくの、面白くないわけがない♪

二人で一緒に取り組むなかで育まれる友情。とても優しい空気が流れてて笑顔になる。
幼い頃特有の仲良し感。
新しい世界が広がる高揚感。
二人だけの世界をめいっぱい広げていく。

だからね、フランス人が途中参加してきたときのカーターの嫉妬とも言える微妙な気持ち分かるよね。
自分達だけで特別に、秘密に作ってきたものに、新しい友達が加わり、ウィルをとられたかのようなあの気持ち。

んーーー、少年だーー!!笑

所々漫画チックに描かれる演出も、お絵かき感があって好き!

揺るがないように思えた二人の絆にも、大きな亀裂が走る。
それでも、ウィルもカーターも相手のことちゃんと思いやるからいい子だよね◎

カーターからウィルへの贈り物
そしてウィルからカーターへの贈り物には優しさと友情がいっぱい詰まってる。
最後好きだなあ(*´ω`*)

ああもう何て純粋なんだ(*´ω`*)

......
そしてリー・カーター君
見たことある顔だと思ったら
「なんちゃって家族」
で童貞キングケニーを演じてた人じゃないですかあ笑
え?笑
そんなにイキッちゃってどうしたん?笑
タバコなんて吸ってても、何年かしたら童貞丸出し君になっちゃうんだから、無駄だからやめときなさい笑
可愛いなあもう笑
変な楽しみ方しました笑