たけp

リトル・ランボーズのたけpのレビュー・感想・評価

リトル・ランボーズ(2007年製作の映画)
3.5
ウィル(ビル・ミルナー)
リー(ウィル・ポールター)

クラスで浮いた存在の2人が「ランボー」に影響されて自主映画を撮る話
リーの吹き替えが朴璐美なのも嬉しい
ちょっとハガレンのエドっぽかったけど

厳格な家庭の子供が映画に影響をうける作品としては「籠の中の乙女」(2009年)がある
あっちは「ロッキー」に影響をうけたのでスタローンつながり

使用許可がとれて嬉しかったのか「ランボー」の映像を使いまくりw
ラジカセで流すワルキューレの騎行は「ランボー」じゃなくて「地獄の黙示録」だろ!というツッコミまちか
スタントがわりと本格的なのが笑える

フランスの留学生のくだりは何なんだと思ってたら映画制作でつながっていく流れか
「桐島、部活やめるってよ」でいえば、あのバレーボール部の連中が映画部がつくるゾンビ映画に協力してくれるようなもんじゃないか

本当は自分が中心のはずだった映画を他人にとられるリーの気持ちは複雑でここを描写するのは面白い
こういう話は好き
リーが怪我した病院の深刻なシーンでランボー姿のウィルを映す監督は笑わせにきてるよね?

教会の言いなりだった母親メアリーが自分の意志で自立する点も注目
たけp

たけp