スティーヴン・ソダーバーグ監督 × ピーター・ギャラガー主演でおくるクライム・サスペンス。
作った監督自身が作品を嫌ってるようですが 笑
過去と現在が入り乱れる構成、
交錯する登場人物らの思惑、
待ち受ける罠、
狂い出す計画、
はて…自分はいったい何を信じればいいのか…
ギャラガーと言えば
The O.C. のサンディー・コーエンじゃあ〜りませんか‼︎
本作では抜群のユーモアセンスはどこかへいっちゃったみたいですけども 笑
にしてもこん時若いな〜。
ギャラガーの他には
アリソン・エリオット、エリザベス・シュー、ウィリアム・フィクナーらが
出てますね〜。
56歳で再婚を決めた母親を祝うために
今まで避けていた故郷へ里帰りをするマイケル
ーーかつて
妻 レイチェルと暮らしていた故郷、
賭事にのめり込み多額の借金を背負った故郷、
レイチェルと確かな愛を育むもケンカも絶えなかった故郷、
返済日が間近に迫り、妻と借金を残して姿を消すことを決めたあの日…
当時女優志望であったレイチェル。
夫は黙って姿を消すわ、多額の借金は残されるわ散々な目に。
女優業の夢は諦め、現実と向き合う。
今や新しい恋人である、金と暴力をもたらすトミーとクラブ経営を…
地元に戻ったマイケルは
母の再婚相手、義父から仕事を斡旋してもらい
警備会社で働くことが決まる…
クラブにて元妻との再会、
お互いにまだ心の中で相手のことを燻ってることを悟る…
身勝手すぎる恋愛と放蕩の限りを尽くしてた過去…
密会、発覚、嫉妬、脅迫、暴力…
連絡を取り合い2人で会うようになるレイチェルとマイケル
コソコソしながら会ってることが
もしトミーにバレでもしたら…
ーーその矢先
密会の現場をトミーに押さえられてしまう。
咄嗟に彼に持ちかける、金になるビジネス話
ーー現金輸送車襲撃による現金強奪。
もう後戻りはできない、
ラストに待ち受ける選択と受け入れがたい結末。
元妻とただただやり直したかった男がむかえる哀れな顚末については
まあ自業自得ですので、覚悟決めて受け入れてくださいな 笑
すべては、全部を捨てて逃げ出したあの日に決まっていたのかもしれませんね。
にしても妻にアリソン、
バスの中で出会う、新人銀行員 スーザンことシューが遊び相手、とか
贅沢やな〜 笑