SHAN

仄暗い水の底からのSHANのネタバレレビュー・内容・結末

仄暗い水の底から(2001年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

「リング」で大ブームを起こした原作者と監督のコンビが再びホラーに挑んだ話題作。主演の黒木瞳はホラー映画初挑戦。テーマが「母性」だけに、結末で感動を呼んでいる。
離婚によって新生活を始めることになった淑美と娘の郁子。だが、夫と親権争いに巻き込まれ、引っ越したマンションでは不可解な足音や水漏れに悩まされる。そして郁子が拾ってきた子供用のバッグから、未解決の幼女失踪事件の事実が浮かび上がる。

直接な恐怖は少なく、周りの異変から徐々に恐怖がくる描写が流石としか言いようがない。
黒木瞳の狂っていく描写もよかった。
水という日常で誰もが使うものが恐怖のモノに捉えるのは面白い。
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