長年家政婦として働いてきたお婆さんが、家人が死んで誰も住まなくなった屋敷をひとり訪れて、中には入れないから屋敷のまわりを回り込みながら中を愛おしそうに哀しそうに覗き込むところがいい。
運命と選択と…
アサイヤスのベスト。
ジュリエットビノシュがもたらす視覚的効果よ。
この映画に文字通り色を齎す。
金髪の下にレイヤーとして見える黒髪と黄色のアウターの下に仕込んだ黒のインナー。
徹底して黒と蛍光…
大好きな映画。
個人主義で冷たい印象のフランス人なのに、実に情があっていい。
亡くなった母に恋人がいた。
家族を重んじる息子が泣くのです。
どうしようもなく悪趣味、残酷な作品もあるのですが矢張りフラ…
裕福な家庭の遺産相続。
みんな仲良くて話し合いができる人たちで、これが富裕層のゆとりかぁ、なんて思いつつみんなそれぞれの弔い方があるよね。と思いました。
人が生きるということは人とかものを通して世…
フラッシュバックもフラッシュフォワードもすることなく、継時的な時間の線上で過去も未来も見せてる。冒頭の庭を走り回る子供たちはビノシュらの過去の表象としての存在でしかないけど、ラストは子供自身が今と未…
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>>続きを読む【残念】
期待したわりにはたいしたことなかったのが残念。
両親と暮らした家を売らねばならない。それを惜しむ長男と、新しい暮らしを始めるためには売ることに賛成する長女と次男。新しい家族を作れば思い…
素敵な庭にうっとりする。
絵画や彫刻、家具など本物の美術品がごくごく当たり前に使われていて
暮らしに溶け込み
美しいというより雑多な雰囲気を醸し出していることに感心してしまう。
しかし…売られるこ…