フランスの家庭の教養の豊かさを、冒頭からまざまざと見せつけられる映画。
貴重な美術品が散りばめられた、家族にとっての思い出の家。
それを相続するときの難しさ。
題名から受ける印象よりもずっと台詞が…
ささやかながらも心に残る作品
高度消費社会において(使用価値から切り離されることで)浮き彫りにされる「モノ」の官能性、また世代交代(これは広義の民主化と言えるかもしれない)が進み家族という共同体が個…
まろやかな夏の温度と陽光。消えゆく前の静寂のひとときが美しい。そして儚くも次の瞬間映画は現在へと移行してしまう。美術館がこれほど無表情に見えたのは初めてだ。新しい文化の中で過去に涙する若い世代の姿。…
>>続きを読む映画に出てくる美術品はすべて偽物に見える、監督の言葉。それが全てだった。
オルセー美術館20周年に記念してオルセーの作品(コローとかルドンとか)を太陽照らす田舎の家に持ってきて撮影する。映画と美術…
現代の家族の離散を描いたストーリー。エディット・スコブとビノシュがかわいい。最初のパーティーのシーンからめちゃくちゃ面白い。ラストショットは素晴らし過ぎ!ブロンドのビノシュって初めて見たけどレアなん…
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