簡潔な傑作。アサイヤスのいつもの変な部分もバランス良く見せているというのが素晴らしい。こんなのも撮れんのかよ。
資本力高めな人々のやり取りや妙に今っぽいテーマをいつも通り入れ込みつつ、極めて普遍的な…
掘り出し物。雰囲気はどこか小津っぽい。
流石にビノシュは美しい。「気品があれば美は保たれる」とはよく言ったもの。
変わっていく。人も時代も。全てを見透かしていたおばあちゃんの哀愁が涙を誘う。別れ…
美術品やらアンティーク家具やらに囲まれたお屋敷で家族が財産の相続について話し合うってなんかハイソなくせに地味だな~と思って観ているが、いつかなくなってしまう物・場所・人その無常にせめて抗おうとする切…
>>続きを読む家族の苦悩。親が死んで、遺産をどうするか等、三兄弟で少しぶつかる。
オープニング、パーティーも終わり皆が帰った後の母の言葉。死が漂う。
長男が暗い部屋の中、ベットの上で背中を向けながら泣いてる所…
人が住んでこその家、皆んなが楽しんでこその庭。
親がいる時は息子や娘も孫を連れてやって来て3世代が楽しく集った大きな家、広い広い庭。
母親が亡くなり広大な家と庭そして彼女の愛した美術品が遺された…