オーウェン

夏時間の庭のオーウェンのレビュー・感想・評価

夏時間の庭(2008年製作の映画)
3.5
外国映画としてはかなり珍しい分野になるのではないか。

母が遺した一軒家や高額の美術品の数々。
どこの家族にもあることだが、遺産の額が多いほど、けんかになる。
これがサスペンス劇場なんかでは槍玉にあがるのだが、この作品は殺人事件は起こりません。

ただこれを地味だとか、会話の連続で退屈になるというのは分かる。
それを避けるように、フランスの片田舎が実に美しく撮られている。

抑揚のない物語が付いてこないのが難点だが、この手のタイプが好きな人には受けるだろう。
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