パリ郊外
画家であった叔父のアトリエを兼ねた家に住む母と３人の兄妹たちの家族のはなし。
自然に囲まれた田舎の家、緑のそよ風が吹き鳥のさえずりと子供たちの賑やかな声…
この冒頭の爽やかなシーンが忘れられません。
母の遺言により幼い頃の想い出あふれる家と美術品の数々を…
兄妹や家族そして子供たち、思うようにいかない葛藤と思いやり、それぞれの気持ちが描かれています。時の流れと人のうつろいを感じてものがなしい気持ちにもなりました。
世代を超えて道が開かれるのではないか…
というラストがとても良かったです。
家具も花瓶も使ってこそ…
ふふふ…です。
