オリヴィエ・アサイヤス特集
長期休暇に家族が母のもとに集まるというのは仏映画の家族ドラマの定番なのか。ドヌーヴとマチューの『クリスマス・ストーリー』(デプレシャン)も思い出すし、ビノシュがアメリカ帰りの娘役という点では『真実』(是枝)と、弟役がジェレミー・レニエという点では『ポルトガル、夏の終わり』(ユペール主演)と重なる。
アサイヤスにおけるビノシュは、毎回違って、その年齢ならではの魅力が出る役どころで面白いね。
後でオルセー美術館20周年という位置付けを聞いて、確かに美術品が素晴らしかったし、印象的だったなぁと。美術館とコラボで本物のアートを使うなんて映画が日本でもあれば良いのに。