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ケスのyuraのレビュー・感想・評価

ケス(1969年製作の映画)
3.8
ずぅぅぅぅっと観たいと思ってた…!!
直感で心惹かれたのでやっぱり刺さる…!!
U-NEXT1ヶ月見まくります💭

1960年代前半のイギリス。

大人気なくて理不尽な人間たちに揉まれて生きる、炭鉱からあがる煙のごとく灰色な日常。
そんな中ビリーがみつけたのは隼小さなの雛だった。

学校の先生や、兄、クラスメイト、、たくさんの人達に酷い扱いを受けるビリー。だけど
それゆえケスのことを超然とした美しさや気高さに尊敬の念を抱くことができるのだと…
周りの人間たちと対比的。
この作品の中で1番精神的に大人なのはビリーだと思っている😌

ビリーの青くて潤った眼がすてき。
鷹の話をクラスメイトにする時のいきいきさが際立って輝きをもってた。
クラスメイトも真剣にけっこう話聞いてる人多くてちょっと好感度あがったかな…笑


私の個人的考えですが、生き物をなんでもペットのように扱うのではなく、孤高の存在として尊重できるエゴのない考え方がものすごく共感できるのでかなり刺さりました、、(ヒクドラ3や獣の奏者も然り)

でもはやぶさってめちゃめちゃ可愛い。
目のくりっと感じとか小さい嘴とかフォルムがかわいい。でもかっこいい。関係ない?けど私が大好きな魔法の剣キャメロット(1998)に出てくる盲目の男の子のギャレット君がいるんですが、その子の相棒の視覚の代わりになってくれるエイデンっていう隼さんもめちゃめちゃ好きです。魅力的なキャラでした。

ネタバレあり⤵︎ ︎

















ラストとても辛かったです。
ケスの命の重みに引き換え、私たちへの教訓に重みが増す…



結論: 人間の愚かさ、、浅はかさ、、それを忘れないように。
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