篠村友輝哉

ケスの篠村友輝哉のレビュー・感想・評価

ケス(1969年製作の映画)
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中学時代、私自身は優等生と見られていて、周りと話が合わないことから、先生たちとよく話していたけれど、先生たちは理不尽なことをよく言っていたし、それを立場や大声という暴力によって押し付けていた。私は、かれらが結局は子供の話など聴こうとしていないということをどこかで感じ取っていたのか、怒られることを常に恐れていたような気がする。周りから少し浮いていて、「先生に気に入られている」というだけで、他の生徒から嫌な思いをさせられたこともあった。
ビリーほどの過酷な環境にいたわけではないが、そんな中学時代に経験した理不尽なことの数々が思い出されて、胸のつまる場面が多々あった。
篠村友輝哉

篠村友輝哉