あゆは

ケスのあゆはのレビュー・感想・評価

ケス(1969年製作の映画)
4.0
炭鉱町で暮らす少年ビリー。学校にも家庭にも居場所がなく、将来にも希望が持てない孤独な毎日。そんな中、森の中で見つけたタカの雛を一人で育て始め…。

鷹匠って憧れますよね♡ 高評価な美しい少年とタカの絆と成長物語かなぁワクワク……って、えっえっ、こんなのあんまりだーーーー!!!なんだこの辛さは…。ただ心を抉るやつじゃん…ケン・ローチ監督、こういうタイプなのか…

兄も教師も周囲はロクデナシばかりのつらい世界(ビリーの罵倒は語彙力低めなのがちょっと可愛い)。頼むからもうちょっと救いが欲しい。。 思い返せば少しはいい人達もいたし、ビリーがタカについて語るシーンなんかは高得点も納得の名作である。が、、いややっぱり"希望"成分が私には足りなんだ…でも余韻がすごい…(ショックとも言う)
色のない炭鉱街と、緑豊かな森、ちょっとくすんだ色彩はめちゃくちゃ好みでした!
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