圧倒的な実在感。灰色の日常が淡々と描かれていく。囚われの身の様な主人公の少年が、強い眼差しで世界と対峙する姿が忘れられない。撮影も音楽も素晴らしく、悲しい幕切れがいつまでも余韻を残す。現実の残酷さと…
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圧倒的な絶望が少年を包み込む。なのに少年の目は何処か力強く、不屈の闘志を感じる。ケン・ローチ後期の傑作群に繋がる精神が、本作には既に宿っていた。労働者階級の卑屈とそれを打ち破ろうとする…
炭鉱という地下で働く青年たちと大空を飛び回る鷹の対比が単純だけど良い
ケンローチの初期作だけどもこの頃から労働者階級を描くことで社会のあり方を描くというのは変わっていない
しかもそれを当事者である…
初期のケン・ローチ作品という事で作風が違うのかと思ったが、そんなことはなく庶民層を描くという点では変わりがない。
ビリーは学校でも静かで友達もいない。
しかし彼が唯一心を許す存在なのが鷹のケス。
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1969年のイギリス映画。ケン・ローチ監督の初期の作品。私が観た初めてのケン・ローチ作品だったが、かなり前に観ていてまだケン・ローチ監督の素晴らしさを知らなかった時だったので、あまり印象に残っていな…
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