ミュンヘン映像映画大学に通うモンゴルとイタリア出身の2人の学生監督による卒業制作(らしい)のドキュメンタリータッチの作品。
モンゴルの大地で生活する遊牧民一家の素朴な生活とその人柄。
そしてその家…
ドイツの映画学校の卒業制作だそうです。
舞台はモンゴルの草原。
ある遊牧民の家族のラクダが難産の末、子育て放棄します。
いろいろ手を打ちますが、母親ラクダは子どもラクダを威嚇し、お乳を飲ませないので…
ばあちゃんの唄と赤ちゃん羊のおしゃべりの合奏が、わたしの魂にしみこんで、親に見捨てられた純白の子らくだの悲しみの泣き声が、地平線の彼方まで聴こえるよう。
この聖なる動物に捧げる歌が、彼らの魂に共鳴…
あらすじ
モンゴルの遊牧民の生活。
初産の若い母親(ラクダ)が育児放棄したので、面倒を見るよう、みんなで馬頭琴を演奏してお祈りをする。
感想
淡々と撮られたモンゴルでの生活とラクダの可愛さメイン。…
鑑賞はじめは、これは夜に観るにはちょっとまったりで寝落ちなキケン?と思いましたが、ラクダちゃんがとても可愛くて🐫ぐんぐん惹き込まれました。
同じラクダ科なので当たり前ですけれど、コブ以外はアルパカに…
モンゴルに行って、ゴビ砂漠の遊牧民の生活を体験し、ラクダと時間をともに過ごした人ならば誰もが夢中になる作品ではないだろうか。
育児放棄した母ラクダに馬頭琴の音色を聴かせると嘘みたいに子ラクダに愛を…
先日、モンゴルゴビ砂漠に行き、ラクダにに乗って砂丘に登ったり、遊牧民のお宅を訪問したりしたので、旅の思い出も蘇りつつ、映画としても素朴ながらずっと見れる素晴らしい作品。
遊牧民の暮らしがよく分かる…
このレビューはネタバレを含みます
富を求め大地から奪うばかり…
出産した子ラクダを受け入れられない母ラクダと
母親に受け入れてもらえない子ラクダ。
ラクダの親子を通し
共に暮らす生き物を敬う気持ちを大事にするモンゴルの一家。
彼等の…