バベットの晩餐会に投稿された感想・評価 - 187ページ目

オスカーで外国語映画賞を受賞した作品だけど良い作品は何年たっても本当に色あせないね…！晩餐会の準備あたりからがとても良くて、美味しそうな料理とそれを食べる人々のシーンだけでこんなに幸せな気分になれる…

なんと美しい映画！
晩餐会で料理を口にした人が皆笑顔になったように、この映画を観た観客は皆きっと笑顔になることだろう。まるで魔法のような映画だった。
景色の美しさ、食材の美しさ、質素な料理から晩餐会…

私欲を削ぎ落とした生活を続けていた敬虔なカトリック信者(というか牧師の娘たち)が、長年に渡って人々に与えてきた愛と、その報い。

くっそぉ、こんなもん観るんじゃなかった！と全力で悔しくなるほどの腹減…

大好きな作品です。
この多幸感をどう表現したらいいのでしょう。

まるでバベットの料理を一緒に舌鼓を打ったかのように全身が満たされ、クロヴージョまでも飲んだかのようにほろ酔い気分でした。

人々の心…

ある日の晩餐。
清貧を尊び敬虔でありながらも、老いとともに心の平安を欠くようになった人々は、あまりの美味しさに心が弾み、喜びに包まれ寛容さを取り戻す。
料理人はこの一夜に精魂を込め、過去を吹っ切り奉…

19世紀デンマークの寒村を舞台にした、敬虔な老姉妹とフランスからパリコミューンの動乱を逃れてきた謎の婦人バベット、そして村人達との、ある一夜の晩餐会を描いた名作。
切ればしっかりとした手応えを感じる…

「今夜 私は知りました この美しい世界では── 全てが可能だと」 19世紀、自然豊かな田舎町ユトランドで起こる、信仰と順応、生命と死の物語。鶉のパイにはじまるバベットの豪華晩餐会、その写真表現の妙…

静かで美しい映画。

誰とも結婚をせずに、ある殿方を密かに想い続け細々と田舎で暮らす美人姉妹とお手伝いさんとキリスト信者のご老人達で晩餐会をします。
ストーリー自体は派手なものではない印象。だけどス…