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街に気球があがる時のmingoのレビュー・感想・評価

街に気球があがる時(1961年製作の映画)
3.9
若者よ、体を鍛えておけ!!!
長門裕之が日当500円で気球をあげるアルバイトをするなんてことないお話。それでも街にまだアドバルーンが沢山浮いていた時代の良き古き風景を観れただけで感無量。まだ生まれてもいないのに懐かしさを感じたいために古い映画ばかり観てしまうなあとつくづく感じた。
にしたって井田探にしては雰囲気良すぎてしまうし、大人の男性にはガミガミ五月蠅いのに子供にはお歌うたいましょとか言ってツンデレがすぎる若かりし吉行和子の溌剌さが心地良い(対照的な武内悦子も嫌な役どころを◎)。街中の看板などにスタッフや俳優の名前がクレジットされ長門の動きに合わせて展開される凝りまくったオープニングは本編より力はいりすぎなのも面白い。子役時代のフォーリーブス江木俊夫もキューティクル。ザムザ公開待ち切れず珍しくアマプラで鑑賞。
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