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アジアンタムブルーのsorkinwritesのレビュー・感想・評価

アジアンタムブルー(2006年製作の映画)
2.2
【よかったところ】
・“汚れ”に目を背けず、“純粋”であることを貫き通そうとした恋のお話。
・小島聖さん演じるユーカが終始いい人であったこと。
・水たまり、ニースの海。そのモチーフはその後のパイロットフィッシュにつながるのだろう。

【きになったところ】
・原作を読んでるかどうかで評価は大きく分かれそう。
・あえて“足りなさ”を残したのだろうが、その分いろいろと物足りなかった。
・高島礼子さん演じる由希子のムダ使い。脚本の構成が酷い。渡辺さんエピを仄めかしても良かった。

【その他】
・大崎善生さんのいわゆる恋愛三部作の1つ。作順では2つ目だが、時間経過では一番最初。
 『パイロットフィッシュ』(2001、山崎41歳)
 『アジアンタムブルー』(2002、原作では山崎33歳)
 『エンプティスター』(2012、山崎45歳)
・その後、山崎はアジアンタムを育て直します。
・監督の藤田明二さんは、この後『ラストラブ』(2007、田村正和主演)。
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