J

アジアンタムブルーのJのレビュー・感想・評価

アジアンタムブルー(2006年製作の映画)
1.6
前半部はなんだったろうって感じの後半部。
水たまりの写真はなかなかよかった。でももっと最後まで撮り続けて欲しかったなぁ。水たまりの非現実さと本当の現実へのこだわりをせめて最後まで見せて欲しかった。きっとなぜ水たまりを映し続けたのか彼女の想いや心象が伝わって来るはずだから。ひとりぼっちだった故に、おそらく水たまりの世界に魅力を感じた。現実が充実してくるとそれがどう変わるのか、同じ条件で見たかった。子供の写真が入った。そう、明るくなっていった。でもそこからがない。死に向かうとき、それでも撮ったときどう映るのか、、それが作品で表現できていると、くさすぎるかもしれないけれど、本物の写真が観れたのに。。どうも途中から写真との距離が感じられた。ただの女になっちまったなぁ、という感じ。非常に残念。。。。。アジアンタムのフラグも回収できず。
J

J