モ

シャンプー台のむこうにのモのレビュー・感想・評価

シャンプー台のむこうに(2000年製作の映画)
4.8
「たかが髪?髪は多くを語るのだ」

大好きなアラン・リックマンの訃報を聞いて・・・大好きな『シャンプー台』をレビューしようかなと。

やっぱイギリス映画ってサイコー!!と思わせてくれるユニオンジャック系ヒューマンドラマ。
結末なんて最初から分かりきってるんだけどそこに右往左往しながらゆるくコミカルに向かっていく感じがたまらない。しょうもないけどどこか品がある小ネタとノリに終始クスクス。ラストはじんわり温かくて思わずウルッときちゃう。『フルモンティ』もそうだけど、バカバカしいサクセスフルなラストって分かりきってるのに、そのラストで気持ちが盛り上がって盛り上がって泣いちゃう。笑
その演出もうまいんだよなあ。いつの間にか心を奪われてたことにそこで気づいちゃう。ずるいなあ〜。

ラストのアラン・リックマンの登場シーンがかっこよすぎてかっこよすぎて震える!悪役ビル・ナイは勿論だけど、今回のショーの舞台であるイギリスの田舎町キースリーをこよなく愛するキースリー市長のおっちゃんが良い味出しまくり!名脇役!

アラン・リックマンありがとう!



ps この邦題めっちゃセンスある。
モ