吉良吉影

殺しのドレスの吉良吉影のネタバレレビュー・内容・結末

殺しのドレス(1980年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ヒッチコックの『サイコ』に官能+セクシュアリティを足した作品。めちゃくちゃ面白い訳ではなかったが、何故か魅入ってしまう。これがデ・パルマ・マジックなのか、、、。その上ダリオ・アルジェントみたいな過激なシーンもなかったのでとても見やすかった。
犯人は誰だろうと考えるのが好きなので、自分にとってやはりこのようなミステリーものは好みのジャンルなんだと、この作品を通じて改めて実感した。
今でこそセクシュアリティの多様性が進んできたが、この時代はあまり進歩しておらずレズやゲイ以外の性別の定義がなかったのだろうか。
一番びっくりしたのが若かりしマイケル・ケイン(それでもいい歳してるが)。「似た人だなぁ」って思っていたら、まさかのまさかで驚いた。
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