BELL TOUJOURS 2006年 マノエル・ド・オリヴェイラ脚本・監督作品 70分。パリのコンサート会場で老人アンリ(ミシェル・ピッコリ)は、かつての友人の妻で今は未亡人のセヴリーヌ(ビュル・…
>>続きを読むもしかすると、「金脈」を掘り当てたかも知れない。それだけ痺れた。小品であるがすごく好きな作品だ。
オリヴェイラ監督作品は初だが、他の作品が観たくなった。同時にルイス・ブニュエル監督作品もあわせて追…
【晩節を汚す映画】
マノエル・ド・オリヴィエラ監督作品。
かつて「昼顔」という人妻不倫の映画があった(ブニュエル監督作品)。昨今は不倫ブーム(?)だから、今どきだとあの程度では驚かない人が多く…
オリヴェイラの映画としては久しぶりにバランスよく分かりやすい映画。ただし、大人の映画ですし、びっくりするような展開もありません。
ブニュエルの『昼顔』がモチーフですが、題材への切り込み方はオリヴェ…
基本過去ベースで語られる話。
夜顔というのは、あの紳士のことだったんじゃないかと思われるくらいレストランでの彼の仕草、顔が違って見えた。
あの食事のシーン、思わず笑ってしまった。もうなんだろ、一言…
最後の食事のシーンのツーショットがなんて美しいのだろう。カタカタ音をたてながら料理を頬張る2人が、何を食べてるかは分からないわけで。そーゆー構図になっている。
年老いた2人には、もう光があたってな…
一見甘美な感傷もののようで悪意には悪意で返すのが礼儀と言わんばかりの後日譚。ピコリがしょうもないクイズ出してビュル・オジエがキレてもうええわになった後、粛々とテーブルが片付けられブツに還元されていく…
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