オリヴェイラの映画としては久しぶりにバランスよく分かりやすい映画。ただし、大人の映画ですし、びっくりするような展開もありません。
ブニュエルの『昼顔』がモチーフですが、題材への切り込み方はオリヴェ…
久しぶりの鑑賞。
この映画で老年になったミシェルピコリを見て、良い歳のとり方をしたなと好きになり初めて興味を持った。
役は、粘着質なヤラシイ男だけど。
バーでの豊かな演技が好き。会話の豊かさと大…
冒頭のオーケストラの唯の演奏シーンから既に惹きつけられてしまったが最後、、
相変わらずフレームの外やリフレクションへの執着は凄まじく、画面の外までも映画の一部にしてしまう手腕に脱帽する
テーブルは…
オリヴェイラ作品単体として見ると撮り方や空気感は相変わらず素晴らしいが、ブニュエルの昼顔の後日談と考えると演出面やキャストの印象の違い故に違和感を覚えてしまい困る。(ドヌーヴからビュル・オジエに変わ…
>>続きを読む初オリヴェイラがこの作品でした。
いきなりのドボルジャーク、交響曲イギリス最終楽章のファンファーレに ぶったまげる。
ふたりが向かい合い食事するところを延々と映す。ただの食事シーンが映画になるなんて…
初老の紳士アンリ(ミシェル・ピコリ)は、パリのコンサート会場で、はるか昔の知人を発見する。それは、アンリのかつての友人の妻セリジだったが、彼女はアンリを避けるように足早にその場を立ち去ってしまう。…
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